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初夏の陽射しを一途に受けて...
初夏の陽射しを一途に受けて..._e0022339_0141460.jpg



頭上から降り注ぐ
初夏の陽射しを
体全体で受け止めて
大きく 深呼吸した
暑い夏が ちょっとだけ近付いたような気がした



これを撮った日は結構風が強くて、ず~~っと花が揺れ続けていました。
風の呼吸を慎重に読みながら、タイミングを計って、何度も静かにレリーズボタンを押しました。
爽やかな初夏の風は、真昼のトップライトに打たれて火照った体にとっても気持ち良く、花と風と対話するような感覚になりました。
これは、そんな雰囲気の中で撮った中の一枚です。
ホントは、背景の中には様々な日常の夾雑物が入り込んでいるのですが、紙のように薄い被写界深度と、日向と日陰のコントラストの差とを巧く使って、邪魔者には消えて頂きました。
都会の片隅に造られた小さな自然を相手にした、煩雑な日常の延長のような時間ですが、このときだけは、ゆったりとした時の流れの中で、ちょっとだけ贅沢な気分を味わえました。



☆ Shooting Data
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○ camera : CANON EOS 20D with Canon ANGLE-C
○ lens : SIGMA APO MACRO 150 mm F2.8 EX DG HSM
○ focal length : 150 mm ( compared to 35mm format : 240 mm )
○ shooting mode : Aperture-Priority AE
○ Tv ( Shutter Speed ) : 1/500 sec.
○ Av ( Aperture Value ) : F 5.6
○ ISO speed rate : 100


☆ Developing Data ( RAW )
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○ development : RAW image developed by SILKYPIX Developer Studio Sakura
○ exposure compensation ( by camera ) : -2/3 EV
○ exposure compensation ( by developer ) : +2/3 EV
○ total exposure compensation : ±0 EV
○ white balance : 5,428 K
○ sharpness : manual ( outline emphasis : 50/100, detail emphasis : 95/100, false outline control : 30/100 )
○ tone adjustment : average [ ±0 ]
○ saturation : a little vivid [ +1 ]
○ color mode : film color fortia
○ fine color controller : average
○ high light controller : manual ( color tone - brightness control : 15/100, saturation - hue control : 70/100, high light compensation : 50/100 )
○ dynamic range expansion : +3.5 EV


☆ Location & Target
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○ location : 須賀神社附近 with Velbon Ultra Lux-iF & manfrotto #410 (ジュニアギアヘッド)
○ target : 都忘れ


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by fudeen | 2006-05-31 22:03 | Plants | Trackback | Comments(2)
Commented by cherrycherry_t at 2006-06-02 07:39
現像と言うものが やっとわかった私でした(〃⌒ー⌒〃)ゞ エヘヘ
風のある日 瞬間の美なんですねー
花びら 葉 重なり合った部分 スーッと色の世界に引き込まれていきます。
現像・・・いいですねー
ソフト欲しくなりました!!!でも 買ってしまったらわたし・・・
どうなってしまうか自分が怖いです(T▽T)アハハ!
Commented by fudeen at 2006-06-02 22:15 x
 cherrycherry_t さん、こんばんは。
 風の日は、マクロ派にとってはちと辛いんですが、ものは考えようで、花と風と対話する時間がと考えれば「いとをかし」
なるかな、ですね。
 風の呼吸を読むのも、なかなか風流なもんです。(^^;)
 現像は、RAW でさえ撮れば、カメラに付属のソフトでできます。
 かく言う私も JPEG ダイレクトで撮影していた時は、レタッチに対してネガティブなイメージを抱いていました。レタッチって、何となく、撮り損なったイメージを誤魔化しているような気持ちになっちゃうんですよね。
 でも、RAW で撮って現像するようになってからは、撮るときから仕上がりを予測して、現像時にその再現を愉しむようになってきました。
 そして、やはり写真はデジタルになっても、撮って、現像して、プリントして、額に飾って完成だと思うようになりました。
 撮っただけでは残りの楽しみを味わっていないかも...
 RAW で撮って現像、お薦めいたします。楽しみが増えますよん。(^^)/
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